山下としろーの軌跡。

三島由紀夫著 不道徳教育講座 の真の意味を理解せず実行する恐ろしさ

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どうも

 

山下としろーです。

 

 

 

えー今日は、三島由紀夫著の不道徳教育講座について話そうと思います。

 

 

本はこちら

 


 

 

 

 

かるーくこの本の概要だけ紹介します。

 

 

 

もうタイトルのまんまです。

 

 

不道徳を教育する講座です。

 

 

 

不道徳なので、道徳の反対です。

 

 

なので、道に反すること、徳に反することを三島由紀夫の事例を元に解説付きで説明してくれます。

 

 

 

例えば、

 

デートの時は、女を待たせる

 

 

とか

 

 

自殺しようとした人を笑う

 

 

とか

 

 

失敗した人を笑う

 

 

とか

 

 

そんな感じのことを書いています。

 

 

内容ウル覚え&その本が今手元にないので詳しく書けないですが、三島由紀夫が不道徳と思うことを事例を元に解説している本。

 

 

そんな風に思っていただければ大丈夫です。

 

 

 

とか言いつつamazonの商品説明に書かれている文章をコピペしますね。

 

 

 

”商品説明

 

三島由紀夫が井原西鶴の『本朝二十不孝』にならって書いたユーモラスな逆説的道徳のすすめ。ウソ、いじめ、忘恩などの悪徳を奨励し、内的欲求を素直に表現することで、近代文明社会が失った健全な精神を取り戻そうとする。そして「自分の内にある原始本能を享楽すること」こそ文明人の最大の楽しみと説く。
人間が本来持つ悪への志向を抑圧するのではなく、陽性の行為に表すことによって悪が沈静化するという主張は人間心理を鋭く見抜いており、既存の常識への抵抗を使命とする芸術家の基本姿勢でもある。結果として、まじめな道徳教育に帰結している本書は、逆説のおもしろみや機知に富んだ文章、作家の素顔をのぞかせるエピソードなどのくすぐりが満載でおもしろおかしく読むことのできる箴言集となっている。1958年の「週刊明星」に連載されたものだが、世界の中の日本を問う三島の国際人的意識は今日的であり、現代の社会を見通す鋭い眼差しにも驚かされる。(林ゆき)”

 

 

 

こんな感じです。

 

 

 

続いて、

 

 

なぜにこの本の記事を書くのかというと

 

 

 

『情弱の人にとって大変な名著になりえる』

 

 

からです。

 

 

 

はい、以前の俺はこの本を読んで

 

 

 

「この内容凄すぎる!!!!これがいわゆるSキャラの真髄かー!!!!これ実行したら俺も三島由紀夫やー!やっほーー!!(´ε` )/」

 

 

 

とすぐ鵜呑みにして実行しては

 

 

 

「あら(´・ω・`)、なんか上手くいかんぞ」

 

 

 

「いやいや三島由紀夫が嘘言う訳ない!!!俺の努力が足りんのやー!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チーン(´;ω;`)

 

 

(全然上手くいきませぬ)

 

 

 

 

 

となっていました。

 

 

それも全然原因が全く分からないという…。

 

 

 

 

まー今となっては何故上手くいかなかったのかよーく分かるのですが。

 

 

 

ということで、そういったことがあったのと、

 

 

 

あともう一つ。

 

 

 

この本の本当のところの意味を理解せず本を薦めている人が多いこと多いこと。

 

 

 

「あーこれめっちゃいいっすよ!」

 

 

とか

 

 

「これSっ気のキャラ学ぶには勉強になるっすよー!」

 

 

とか

 

 

「これ俺も納得する内容書かれているからおすすめっす!」

 

 

とか

 

 

 

 

そう言いながら俺も、

 

これ読んでた当時はリスペクトしてたんですが、今となっては中々浅はかやったなと思います。

 

 

 

では何故に、情弱な人にとって名著になるのかというと

 

 

 

『この本に書いてあることがかなり的確なことを書いてあるから』

 

 

です。

 

 

 

はい、矛盾が出ました。

 

 

 

 

(´・ω・`)「先生ー!的確なこと書いてあるならそれって良いんじゃないですか?」

 

 

 

 

(⌒,_ゝ⌒)「的確なことは素晴らしいことじゃよ。じゃがね、的確というのは実は表裏一体なのじゃ。じゃから表と裏、本音と建前、光と闇がそこには存在するのじゃよ」

 

 

 

 

 

はい、ということでここが1番難しいところです。

 

 

 

それでは、じゃあこの本の的確ってなんでしょうか?

 

 

 

それは、

 

『三島由紀夫が成功体験をした事例を元に書かれている』

 

 

ということです。

 

 

 

まー本当にノンフィクションなのかは分かりませんが、三島由紀夫が推奨している成功法則を元に書かれています。

 

 

まーそうなると、

 

 

正直全てを鵜呑みにしてしまいますよね。

 

 

 

あーここらで1つ、

 

別に三島由紀夫を否定している訳ではないです。

 

 

そして、この本を否定している訳ではないです。

 

 

良い本です。

 

ただ、本当の意味、実行する際のメリット・デメリット、本音と建前、

 

 

これらを理解して読み進めてほしいですし、実行してほしいということです。

 

 

その方が理解度は遥かに上がりますし、そのまま鵜呑みにしてダークサイドに陥るということもないですから。

 

 

 

 

ではこの本の表と裏、本音と建前、光と闇ってどんなとこなのでしょうか?

 

 

 

では、まず表、建前、光の部分について書きます。

 

 

 

これは、三島由紀夫という存在がまず1つです。

 

 

三島由紀夫というかたは、何をしたかとかは知らないけどなんとなく名前ぐらいは聞いたことがあるかと思います。

 

 

まーこれは知名度って言ってもいいですね。

 

 

知名度は、別の言葉でいうなら影響力とも言えます。

 

 

ようは「この人が言っているから安心」的な信用だと思ってください。

 

 

 

次に、その三島由紀夫が体験した事例が解説付きで説明してあるです。

 

 

 

これが情報弱者系の人がパッと飛びつきたくなる情報です。

 

 

例えば、

 

まだ全然稼いだこともない

 

ビジネスのビの文字すらよく分かってない

 

信用・信頼できるパートナーやメンターや師匠的な人がいない

 

お金がなくて困っている

 

周りの人は稼いでいる

 

もっと好きなことしたい

 

 

 

 

こんな状態の時に

 

 

「月に楽に38万円稼いで、楽しく人生生きよう!

 

元某有名経営者が教える年間で1億2380万稼いだ方法を学生や主婦、サラリーマンの方でも片手間で実践できるようにアレンジした方法論を無料セミナーでお伝えします!」

 

 

 

 

こんなセールスレター来たらなんか気になりませんかね?

 

 

 

これって実は、ビジネス以外でも

 

 

ナンパだったり、恋愛だったりも一緒です。

 

 

 

まだ全然女の子と一緒に遊んだことない

 

恋愛のれの文字すらよく分かってない

 

信用・信頼できるパートナーやメンターや師匠的な人がいない

 

お金がなくて困っている

 

周りの人は彼氏・彼女がいる

 

もっと色んな男女と交際を持ちたい

 

 

 

こんな感じで。

 

 

 

 

それでセールス文句は、

 

「楽しく恋愛して、女(男)に困らない人生を歩もう!

 

心理学・行動学を学んだ恋愛マスターが教える年間で318人抱いた方法を学生、サラリーマン、はたまた童貞の方でもちょっと実践しただけで結果がでる方法論を無料セミナーでお伝えします!」

 

 

 

こんな感じ。

 

 

 

実に食いつきたくなる内容です。

 

 

 

無料ですしね。

 

 

 

 

これが表、建前、光とかにあたる部分です。

 

 

 

別にこれらは悪いことではないです。

 

 

セールスのやつは多少誇張している部分はあるでしょうが、

 

三島由紀夫の不道徳教育講座なんかは別に誇張しているとかはないです。

 

 

 

 

では、裏、本音、闇

 

 

の部分を見ていきましょう。

 

 

 

これが重要です。

 

 

 

まず、表と裏、本音と建前、光と闇というのは

 

 

簡単に言うと、メリットもあればデメリットもあるよ!ってことです。

 

 

例えば、

 

 

野球をしていて、骨折して入院したとします。

 

 

表は、骨折して野球を休むことになる

 

とか

 

それによってレギュラーからベンチ落ちする可能性が高くなる

 

とかです。

 

 

 

逆に裏は

 

 

入院したことによって看護師と仲良くなって付き合うようになった

 

とか

 

入院したことによって読書をする機会を得、新しい発見をした

 

とかです。

 

 

 

 

こう見ると、ただ悪いことだと思っていたことも実はそこから教訓を得ているということが分かるかと思います。

 

 

 

これが表と裏、本音と建前、光と闇ということです。

 

 

 

別の言葉で言うなら

 

 

良い側面もあり悪い側面もある。

 

とか

 

長所とか短所

 

 

 

とかが分かりやすいですかね。

 

 

 

 

これが”真実”です。

 

 

 

どんな事象もどんな事例もどんな行動も

 

 

メリット・デメリット

 

長所・短所

 

得意・不得意

 

良い側面・悪い側面

 

表と裏

 

本音と建前

 

光と闇

 

陰と陽

 

 

 

 

これらが必ず含まれています。

 

 

 

ただ悲しい哉。

 

 

 

ある一定のセールスレターや営業トーク、書籍などは、その部分の良い側面しか出してません。

 

 

まー売る為ですので、悪い側面は隠す。そうなりますよね…

 

 

それにそれがコピーライティングでもありますし…

 

 

 

って言ってしまえば元も子もないのですが、これが結構セールスに引っかかる原因でもありますし、路頭に迷う原因でもありますし、失敗する原因でもあります。

 

 

 

上手いセールスをする人は巧みに良い側面しか見ないようにしますのでね。

 

 

気をつけましょう。

 

 

 

話を戻しますが、

 

 

この三島由紀夫の不道徳教育講座は正にそのパターンでほとんど書かれています。

 

 

 

ほんとに申し訳ないのが手元にその本がないので詳しく説明できませんが、ほとんどそうです。

 

 

 

じゃあ何でそう思えるのかというと、

 

 

この本って”三島由紀夫から見た”成功法則を語っているだけに過ぎないのです。

 

 

なんか成功法則って書いたらあれなんで、

 

 

”三島由紀夫から見た”持論にしときます。

 

 

 

ようは、三島由紀夫だったから上手くいったであろう方法論であって万人に上手くいくかというとそうではない。

 

 

 

というのが、裏、本音、闇の部分にあたります。

 

 

 

今になって思うのですが、この本はどうも

 

 

三島由紀夫本人が上手くいった半世紀を思い返したときに

 

 

「あー俺は不道徳な行動をしてたから上手くいったのか!」

 

 

と気づいて、それを本にしたためたのではないかなと思います。

 

 

 

 

ようは、三島由紀夫が

 

 

女子とのデートに遅刻していたことによって、その女子が好意を持った。

 

自殺をしようとした人を笑ったことによって、その人が自殺を辞めた。

 

失敗をした人を笑ったことによって、その人がハッピーになった。

 

 

 

こういった事実があって、

 

 

「あれ、なんか不道徳にしてたら人生上手くいったぞ!

 

じゃあ他のみんなも不道徳にすれば人生上手くいくじゃん!!」

 

 

 

って考えて作ったんじゃないかなーと俺は勝手に推測してます。

 

 

 

 

あの正直なところ、不道徳は相手にとって失礼ですからね。

 

 

 

だって、道には背き、徳は積まないって

 

 

 

 

 

お前クズやんけ

 

 

 

って話です。

 

 

 

 

じゃあ全部が間違いか?

 

 

というとそうではないんです。

 

 

三島由紀夫が言っている不道徳も一理あるのです。

 

 

 

例えば、

 

 

自殺しようとした人を笑うですが、

 

 

これは、人それぞれですよね?

 

 

 

「本当は、こんなことする気はないんだけど構ってほしくてやっているんだもん」

 

 

って人や

 

 

「俺自殺する気なんてないから、早く止めて!てか何でもいいからネタにしてくれ!」

 

 

って考えで自殺する人もいると思います。

 

 

そういった人達にはこの三島由紀夫が言っている自殺しようとしている人を笑うというのは有効です。

 

 

 

 

じゃあ逆に、

 

 

ガチで思い悩んでてガチでもう無理って思っている人に

 

 

「ハハハ(笑)早く死ねよ(笑)」

 

 

なんて言ったらガチで自殺しますよ。

 

 

「あーなんて私は、親身になってくれる友達1人すらいないのかしら」

 

 

とかつぶやいて自殺していきます。

 

 

 

 

 

ってことは不道徳も、

 

ある人には役に立ってある人には役に立たない。

 

 

ある人には役に立って(表)、ある人には役に立たない(裏)。

 

 

 

であるということです。

 

 

 

ですので、三島由紀夫が言っていることも一理あるのです。

 

 

 

そしてこれが、この本不道徳教育講座の真の意味です。

 

 

 

 

だから、これを読んで万人が

 

 

「よーし相手に好感を持たれるなら遅刻が効果的!」

 

 

って思って30分遅刻したからと言って、別に好感を持たれない人もいればそれがグッとくる人もいる。

 

 

ただ逆も又然りで、好感を持たれる人もいれば、ガンっと好感が下がる人もいる。

 

 

 

ということ。

 

 

 

 

俺なんかがそうですね。

 

 

遅刻とかして、平然と「ごめん。(*ノω・*)テヘ」とかしたら冷静に殺したくなります。

 

 

 

ただそれを踏まえてこちらも平然と対応させて頂き、逆にその時間をより良くするよう心がけます。

 

 

 

話が逸れましたけど、

 

 

 

まとめますね。

 

 

 

この三島由紀夫が書いた不道徳教育講座は

 

 

三島由紀夫をモチーフにした、別の言い方をするなら三島由紀夫本人が上手くいった方法論であって

 

 

 

『万人が上手くいく訳ではない!!』

 

 

 

です。

 

 

 

それを踏まえた上で読むなり、知り合いに上記をしっかりと説明した上で紹介するのなら全然リスペクトな本です。

 

 

 

読み物としては中々面白いです。

 

 

 

ということで、それでは。

 

 

 

 

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