山下としろーの軌跡。

レッテルコンプレックス ⑤ 少年時代編

この記事は5分で読めます

 

どうも。

 

 

前回の続きです。

 

 

別にどうでもいいから先進めるけど、とりあえずワンランク下の全国大会に出場が決定した。

 

 

 

場所は、山口県の下関

 

 

 

俺からしたら旅行である

 

 

 

全国大会の出場が決まったけど、市の小さいソフトボールチームだからお金がない

 

 

 

たまに駅とかどっかの商店街で

 

 

「募金おねがいしまぁーすぅ」

 

 

ってユニフォーム着た野球少年達がやってるけどあれをやろうってことになる

 

 

 

その方針としてはこう

 

地元のでっかいアーケードで募金活動をする

 

うどんを大量に購入し、保護者が動いて身内や知り合いに配りうどん代+寸志を頂戴する

 

 

 

多分こんな感じ

 

子供だったから全然知らないけどまーあながち間違ってないと思う

 

 

 

募金活動は、全然余裕だった。別に声だして募金活動すればよかったし、そもそも周りが声出してるから俺声出さなくてもいいし

 

 

 

問題はうどん

 

 

 

うちの親っていうか俺の親父

 

こういうこと大好きでむちゃくちゃ張り切って売りまくって、多分うちのチームでもベスト5ぐらいに入るぐらい知り合いから知り合いの知り合いから知り合いの知り合いの知り合いまで売りに売って

 

 

 

「おーとしろー頑張れよー、父さん頑張るけんなー」

 

 

 

うちの親父タクシーの運転手なんだけど、その中でも結構人気で、タクシーの運転手のくせに個人指名入るぐらい地元では名前が売れてて、指名客の中には親父以外なら断る客とか個別に電話くれる客までいたんよ

 

 

 

それで息子の晴れ舞台の為にってうどん売りまくってた

 

 

 

家にいつもうどんのダンボールがあって無くなったら、すぐ予約して

 

 

 

「売りたかとばってんうどんのなかとさねー」

 

 

とか言って

 

 

バカだよほんと

 

 

てかやめろよそんなこと

 

 

 

息子の実情も知らず、俺も一切親におれが下手で、後輩からバカにされてて、強豪チームの監督やコーチから俺だけビンタ受けてないのとか全国大会は旅行気分だとかなんも知らない

 

 

 

息子は、ソフトボールは好きで、レギュラーではないものの一生懸命頑張っててって思ってる

 

 

 

ちなみにこの合同練習や合併チームでの練習は中々過酷で脱落者がかなりいた

 

 

強豪チームは、脱落禁止だけど、Bチームのメンバーはほとんど脱落してて残った人数は片手で数える程度

 

 

 

だから残った息子をみて

 

必死に頑張ってソフトボールをやってる

 

って思ってたと思う

 

 

 

その逆だよ

 

 

 

 

必死に当たり障りのない空気間で頑張ってたんだよ

 

辞めたくても、辞めるという意志もとっくに崩壊する程

 

 

 

 

そうこうする内に費用が貯まり

 

 

 

山口県の下関へ

 

 

 

この全国大会へは各保護者ができるだけ付きそうという形をとることになった

 

 

 

うちからはもちろん親父が

 

 

 

ここで少し親父の話を

 

 

 

親父はタクシーの運転手だったってのは上の方で書いたけども

 

親父は、凄いコミュニケーションが上手く愛想がよかった

 

どの保護者とも仲良くなれて、人気物ではないものの

 

 

 

「あー山下さん!おひさしぶりですー!」

 

 

 

って練習を見にくる度に言われてて

 

 

 

息子とは大違い

 

 

 

友達も多く、なにか困りごとがあったらすぐ皆が助けたり、逆に親身になって手助けを買って出るような人だった

 

 

 

 

色々と逸話の持ち主で

 

 

 

タクシーの仕事をしてた時のこと

 

タクシーって毎回仕事があるわけではなく暇な時はずーっと暇

 

で暇な時は車から外にでてタバコを吸ったり、仲間と喋ったりする

 

 

その時、旅行のバスが親父の目の前で立ち往生をしていたらしく、親父そんなの見ると居ても立ってもいられないから仕事ほっぽり出して

 

 

 

「どがんしたとですかー」

 

 

 

って、

 

 

「いやー道を間違えちゃったみたいで、お客さん達乗せてるんですけど、どうもこうもいかなくてですねー」

 

「どこに向かわれるとですか?」

 

「◯◯なんですよ」

 

「あー◯◯ですね、こっからじゃ行けんとですよ。あっちに出てねそこを右に回らんばとです」

 

「あー良かったら、車で案内しますばってん、後ろからついてきてもらってよかですか」

 

 

 

 

って言って、その場所まで道案内して乗客から拍手喝采

 

御礼させてもらえんですかーって沢山の人から言われてて

 

 

 

 

さすがの俺でもやるなーって思ってた

ここで貰った記念碑を今でも大切に持ってる

 

 

 

 

 

また別の話

 

 

 

うちの地元に親の事情で子供が預けられる寮があって、いつもそこのグラウンドを使って俺らのチーム(合同練習する以前の純粋なチーム)は練習してたんだけど

 

 

何故かしらんけど

 

親父はそこの子供から高校生まで仲良くて

 

 

 

俺より友達多いじゃん親父

 

 

 

 

それでいつものようにタクシーで仕事してる時

 

お客さんをおろしに来たのがたまたまその寮の近くで

 

よし会社のほう戻ろうかしてたら

 

 

 

 

寮の子供がバス停でバスを待ってたんよ

 

子供というか高校生が

 

 

 

この高校生の弟が俺の1個上で、いつもよく面倒見てもらっててその関係で兄貴のこともちょっと顔知ってたから

 

 

 

「おーなんばしよっとかー」

 

「おっ山下の親父さん!いやーバスが中々こなくてー」

 

 

 

俺の地元、中々の田舎で電車は通ってなくて、バスも平気で15分とか遅れるし、逆に15分早く通り過ぎたりとかもあったりして時間にルーズ。今は改善されてて早く過ぎたりとかはないけど、遅れることは日常茶飯事

 

 

 

 

まーこれは仕方ないんやけどね

こっちの地元は、どんなに遅れていても乗客が座るまで発進しない運転手が多くて

 

 

 

 

関東の方は、座るまでに発進する運転手が結構多くて上京したときはビックリしたけど

 

 

 

 

それは今はよくて

 

 

 

 

「あーバス遅れることもあるけんなー。どこまで行くとや」

 

「◯◯高校っす」

 

「おーじゃあ乗ってけ、金はおいのツケでよかけん」

 

 

 

 

文章から分かる通り、

 

タクシーに客を乗せて金が減るという

 

 

 

 

でも、そのおかげでむちゃくちゃ感謝されて

俺もその息子ということで感謝されて、息子ながら鼻が高かったよね

 

 

 

 

まだまだ色々とあるけどこの辺で終わり

 

 

 

 

息子の晴れ舞台を見に親父は山口県の下関へと同行することになった

 

 

 

 

長くなったので、今日はここまで

 

 

それでは

 

 

 

あわせて読みたい

  1. 中学生 生活 少年時代 山下としろー 小説家になろう 執筆 レッテルコンプレックス
  2. 少年時代 山下としろー 小説家になろう 執筆 レッテルコンプレックス
  3. 中学生 生活 少年時代 山下としろー 小説家になろう 執筆 レッテルコンプレックス
  4. 中学生 生活 少年時代 山下としろー 小説家になろう 執筆 レッテルコンプレックス
  5. 少年時代 山下としろー 小説家になろう 執筆 レッテルコンプレックス
  6. 少年時代 山下としろー 小説家になろう 執筆 レッテルコンプレックス

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

プロフィール

《名前》山下としろー

山下としろー ツイッター 

 
twitter

 

趣味⇒読書、歩くこと、自然

ツイッター

RETURN TOP